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GはSとF工に、TはDに、D・クライスラ1はMに、そしてR・N連合軍はSと、なんらかの提携関係、資本関係を結んでいる。
こいつは言うまでもなくごく近い将来訪れるクルマの小型化をにらんでのことである。すでにGはSのWヂリオベースに、OでAを作らせているし、TがPと提携してヨーロッパで作ると言われる次世代の800クラスのベーシックカーは、Dの技術を大幅に導入することになるだろう。
いま世界的に問題となっているC02の排出量を減らす手段として、高効率ディーゼルやハイブリッドカーが注目されている。燃料電池もいいだろう。
しかし、最も手っとり早い手段となれば、そいつはクルマの小型化だ。いま世界中で生産されているクルマが大幅に小さくなれば、問題は大きく緩和されるはずである。
そのカギを握っているのが、日本の軽自動車とその生産技術というわけである。これまで純然たる日本のドメスティックカーとして、輸出などほとんど考えられなかった日本の軽自動車であるが、私はこれから世界的に影響を与えながら、さらに発展していく可能性があるのではないかと考える。

ことによったら、あと数年ぐらいのうちにすごいことになるかもしれない。この技術を活かせば、これまでではありえなかった超小型車が生まれてくるやもしれぬ。
むろんいまの3・4m×1・48mに660という枠組みが、そのまま世界に適用するとは思えない。少なくとも排気量を800ぐらいにして、余力を持たせないとヨーロッパでの高速走行にはついていげまい。
また衝突安全からいってボディの横幅ももう少し欲しい。きわめてポテンシャルの高い日本の軽自動車技術ではあるが、ひとつだけウィークポイントがあるとすれば、酒落っ気に欠げ、楽しくないということだ。
クルマとして所有する気を起こさせないのである。なるほど実用と経済性の一点張りで発展してきた軽自動車だから、そうした伝統が育たなかったのはいたしかたないが、こいつはなんとも惜しいところだ。
これまでにもHのBやSのKなど、軽自動車のオープン2シーターや、HZのようなモノボックスの遊びグルマといった提案があることはあったのだが、そいつはどれも失敗に終わっている。これは遊びグルマを消費する都会では駐車スペースが足りず、駐車場料金が法外に高いため、この種のクルマをセカンドカーとして所有できないという事情がなせるものだ。
ここいらあたりはメーカーの力だけでは、いかんともしがたいところではある。
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